コミュニティの運営

衛生対策に取組む際、下図のように衛生対策に必要な用品や備品は、衛生の専門業者ではない複数の取引企業から個別に購入しているケースがほとんどだと思います。
それとは別に、専門的な作業を別の取引企業に委託したり、足りない物品をホームセンターなどで購入して対処しているのではないでしょうか？

この方法では、忙しい中、衛生対策の方法や必要な道具の知識をある程度得たうえで「除菌」「洗浄」「清掃」「虫対策」…など様々な対策を講じ仕組みをつくっていかなければならなくなります。それは中小規模の飲食店や施設等では難しく現実的ではありません。

衛生対策の仕組みをつくる上で、「衛生的課題や問題を抽出し、それらを解決するために必要な方法や道具をいかに選定するのか？」を現場に合わせ組み立てることが大切になります。衛生対策用品のメーカーやそれらを販売している商社も目的は同じ「衛生環境の向上」のはずです。より良い清潔な社会を目指し、総合衛生対策（面での衛生対策）を実現するためには、メーカー・商社・衛生対策の実行者の3者が一丸となる必要があると考えます。